『新政権での実現を求める政策提案』市民集会・緊急提言
2009年8月17日に開催しました、標記集会におきまして、緊急提言として各党に提示しようとの確認をへて、自民、民主、公明、共産、社民、国民新党の各党に、下記提言を提出しました。
新政権での実現を求める緊急提案
─「非営利・協同セクター」の新たな位置づけに向けて─
来たる8月30日は、衆議院議員総選挙です。今回の選挙は、一昨年の参議院選挙をふまえて、「政権交代」がキーワードのひとつであり、大きなテーマとして連日報道されています。政権公約(マニフェスト)も各党から示され、選挙後の政権構想、政策内容も明らかになってきました。
一方、これまで多くの市民団体や生活協同組合などにより、市民生活における課題解決のための政策、制度提案がなされ、その一部は実現化してきました。
そのような中、今一度市民・団体により実現化を求める政策について提起し、選挙後の政権に期待し、その確認と取組みを促すため、選挙公示日の前日(8月17日)に市民集会を開催しました。そこに参 加した者の総意により、本提案書を各党に提示させていただき、総選挙後お取組みいただきたく、お願いする次第であります。
提案事項
- 緊急課題・提案
- 「消費者庁・消費者委員会」のあり方・運営方針・人事の再検討
- 貸金業法に基づく指定信用情報機関制度の NPO バンクの適用除外
- 新政権における政府改革・その1
- 政府(および行政)と NPO・NGO 等との関係性の明確化
- 新行政委員会の設置検討
- 「サードセクター」独立行政委員会の設置
- 中期課題・提案
- 新政権における政府改革・その2
- NPO・NGO 関係者(研究者)等の政策決定過程への人員配置のあり方
- 国会における政策立案、立法過程への NPO・NGO 等の参加
- 個別テーマ(法案)の取組み
- 障害者差別禁止法
- 市民金融法
- 協同組合(組織)基本法
など
- 新政権における政府改革・その2
- マニフェスト記載事項の具体化
- 特に非営利協働セクターの強化策等に係る事項について