『季刊アドボカシー』No.4 を発行しました
特集:人身取引にどう向き合うか
─被害者を支援し、性的・労働・臓器の搾取・売買のない社会へ
「人身取引(トラフィッキング)」による、性的搾取、労働搾取、臓器搾取(売買)。国際社会から「人身取引大国」という批判を受ける日本では、とくに近年、性的搾取の被害者の子どもたちが増え続けていますが、そうした状況は顕在化しにくく、対策は遅れがちになっています。
人身取引、とくに性的搾取については、一部の自治体に規制の動きが出始めているほか、国会では議員立法で性暴力・性犯罪被害者への支援制度についての法案が提出されました。国際的な状況も踏まえ、深刻な現状と規制に向けた取り組みについて考えます。
もくじ
売買される日本の子どもたち ―背景にひそむ人権意識とは |
議員提案・議員立法化の取組み —性暴力・性犯罪被害者の支援制度を中心にして 阿部知子衆議院議員インタビュー |
人身取引規制等に関する国連・EU・諸外国の動向 ―性的・労働・臓器搾取規制、買売春の捉え方・規制のあり方を概観する |
人身取引対策の日本の現状 ─規制制度の現状と被害の実態から |
いわゆる「JKビジネス」規制に関わる自治体の動向 ─動き始めた自治体規制 |
Advocacy Column◉人身取引・児童買春と憲法 |
認定NPO法人まちぽっと活動ニュース |
市民がつくる政策調査会活動ニュース |
A4判:32ページ
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